岡田加津子 Kazuko OKADA
1962年神戸生まれ。京都市立堀川高校音楽科(現、京都市立京都堀川音楽高校))卒業、東京藝術大学作曲科卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。同大学院
音楽教育研究室助手を経て、現在、京都市立芸術大学教授。京都在住。
- 音楽活動歴1-作曲
- 大学院在学中にメゾソプラノとフルートとギターのための『風のうたった歌』(詩/立原道造)が、第1回九州ギター現代音楽祭作品部門、最優秀
賞受賞。
- 同じく在学中に、メゾソプラノとピアノのための『風』(詩/谷川俊太郎)が、『日本歌曲選集 2』(音楽之友社)に掲載される。
- 1992年より活動の拠点を京都に移し、室内楽、管弦楽作品の自主公演や、演奏会用新作、合唱曲、校歌、教科書教材などの委嘱作品も多く手が
けている。
(出版作品・公演一覧のページを参照のこと)。
- 2001年より2006年まで毎年、京都教育大学附属桃山小学校の「アーツ・イン・エデゥケーション」のゲストティーチャーとして、児童の書いた詩に作曲
し、その作曲過
程を授業で説明しながら演奏指導するシリーズ授業「詩が詞になるとき」をを実施。シリーズ終了後、2007年マザーアースより「そうがんきょう〜22人の子どもたちと1人の先生の詩による24の歌曲集」として出版され、附属桃山小学校創立百周年記念(2009年)に同校にて全曲披露演奏会が行なわれた。
- 2003年『岡田加津子 作品展』が、バロックザール賞受賞。
- 2004年より毎年、グリーン・コンサーツ・(22世紀クラブ主宰)において、新作を発表している。
2015年、ミラノ万博日本館にてミニシネマシリーズ「椿如月」「飛騨匠奇伝」「桜舟」「円 空 景」(映像/野村幸弘)を発表
2016年、藤堂音楽賞受賞
2016年より、バシェの音響彫刻を用いた新しい創造活動と教育活動に力を注ぐ
- 音楽活動歴2-ワークショップ
- 1987年より、東京藝術大学音楽教育研究室の助手を務める傍ら、東京都および近郊の幼稚園、小学校、中学校、高校、養護学校、大学、青山
『こどもの城』などにおいて、打楽器を使った即興演奏や、サンバのワークショップを数多く行なう。
- 1990〜92年、ドイツ、スイス、セネガルにて、アフリカ伝統舞踏をシェイヒ・ティディアン・ニァン(元セネガル国立舞踊団第一舞踏手)に
師事。
- 1993年より毎年、パーカッショニスト渡辺亮とともに、横浜教育委員会主催「夏期音楽実技研修会」の講師を務める。
- 2001年より、リズミック・パフォーマンスのワークショップを全国各地で開催(下記、一覧参照)。
- ワークショップ開催例
- 松江市立津田小学校(‘01島根)
- 日本音楽教育学会全国大会(‘02岡山)
- 枚方市音楽教育研究会(‘03大阪)
- 宝塚市音楽教育研究会(‘03兵庫)
- 和歌山大学(‘03,‘04和歌山)
- 大宮音楽教育研究会(‘03 埼玉)
- 全日本私立小学校音楽部会(‘03東京、’04大阪)
- 日本音楽教育学会夏期ワークショップ(‘03東京)
- 明星大学(‘03東京)
- 日本音楽教育学会中国地区例会(‘04岡山)
- 沖縄小学校音楽教育研究大会(‘04那覇)
- 日本音楽教育学会東海地区例会(‘04三重)
- 兵庫県西播地区小学校音楽夏期研修会(‘04兵庫)
- リトミック研究センター指導者養成コース(‘04‘05京都)
- 京都市立金閣寺小学校(‘04京都)
- 日本ダルクローズ音楽教育学会(‘04東京)
- 姫路市小学校音楽研修会(‘05兵庫)
- 保育サマーセミナー(‘05神奈川)
- 国立音楽大学夏期講習会(‘05東京)
- 鳥取市小学校教育音楽部会研修会(‘05鳥取)
- リトミック研究センター ミニ・フォーラム in 静岡(‘05静岡)
- カワイ教育カレッジ(‘06浜松)
- カワイ楽器西日本大会(‘06広島)
- カワイ教育カレッジ(’07浜松)
- リトミック研究センター「リトミック・フォーラムin横浜みなとみらい」(’07横
浜)
- カワイ音楽家ユニオン結成10周年記念講座(’08大阪)
- 同志社女子大学音楽学科公開講座(’08京都)
- さいたま音楽教育研究会(’08さいたま)
- 京都府立高等学校音楽教育研究会実技研修会(’09京都)
- リトミック研究センター滋賀支局特別実技研修会('09滋賀)
- 和歌山大学('10和歌山)
- ザ・マリンバ・コネクション主催第8回レクチャー('10奈良)
- 第45回カワイ音楽教育シンポジウム東北大会('10仙台)
- カワイ教育カレッジin広島('10広島)
- カワイ教育カレッジin高松('10高松)
- 武蔵野音楽大学同窓会京都支部研修会('10京都)